【『屋上のテロリスト』知念実希人著 の紹介・感想 おすすめ度合いは?】
こんにちは
今回は『屋上のテロリスト』という本の感想と紹介をしてみようと思います。
図書館をふらふらしていて目についたこの本。あらすじを読んだら何やら面白そうな設定。
というようなきっかけでこの本を読んでみました。
価格:669円 |
目次
『屋上のテロリスト』のあらすじ
あなたは100回だまされる!
――『仮面病棟』「天久鷹央の推理カルテ」シリーズの著者が贈る文庫書下ろし最新作!
一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。
――そして七十数年後の今。
「バイトする気ない?」学校の屋上で出会った不思議な少女・沙希の誘いに応え契約を結んだ彰人は、 少女の仕組んだ壮大なテロ計画に巻き込まれていく!
鮮やかな展開、待ち受ける衝撃と感動のラスト。世界をひっくり返す、超傑作エンターテインメント!
出典:Amazon 屋上のテロリスト
まさにこの
一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。
に惹かれたんですよね。もちろん今の日本はポツダム宣言を受諾しています(笑)。
していなかったらなんて想像もできません。そんな舞台で少女が主人公!
そして百回騙されると。読まないわけにはいきませんでした。
恋愛ものが好きなので、少し恋愛要素も期待して...
感想
正直、百回も騙されませんでした(笑)。
特に難しいことが起こりもしないので、なんとなくで読んだ人以外は騙されることはないのではないかなと思います。
それでもすごく楽しめました。だらだらしてなくてポンポン話が進んでいくため、さらさらっと読み終えられました。
昔の軍らしい考えと現代風の考えの対立であり、多くの登場人物が出てくるため、読みずらい人には、主人公がいろいろ策を練ってるんだなと思ったら一気に解決しておしまいというような感じだと思います。
よく考えると、「いくら権力のある少女でとはいえこれはさすがに(笑)」と思うようなところもありますが、本なのでありでしょう。
ちなみに恋愛要素はほとんどありませんでした(笑) 最後の最後で少しだけという感じでしたね。
おすすめ度合い
本をよく読み、考えながら読んで騙されたい人にはいまいち
興味あるし、楽しければいいという人にはすごくお勧めです。
どちらにしてもつまらなくはないので一度読んでみてはいかがですか?
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以下ネタバレ有り
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ちょっとした感想(ネタばれあり)
こんなことまで少女ができるか笑の部分ですが、例を挙げると天皇が少女の仲間になってたり、たった一言ですごくえらい国の人が仲間になってたりなどです現実的でないと思えばすごく楽しかったですよ。